アウトドア活動になぜ保険!?-事後よりも事前、安全面への意識を高めるために-
自然の中へでかけることは、同時に文明を離れることであり、絶えず多くの”危険”の中に身を置くことになります。のんびり良い休日をさわやかな自然の中で過ごすハズが、一転して暗雲立ちこめる生きるか死ぬかのサバイバルになりうるのです。たとえば、目の前に熊が立っている!ワーニング!!ってことが絶対に無いと言い切ることはできないのです。そして万が一の事態に遭ってしまった当事者たちはいつもだいたいこういいます。「まったく予測できなかった」「まさかそうなるとは思わなかった」と。そんな”不慮の事態”に対して事前にできることは、唯一「活動内容に応じた保険への加入」しかないのです。
保険で安全を買う!?
保険というと事故後の補償内容ばかりに気がとられてしまいがちですが、自発的に自分自身に保険を掛けることは「自分だけは大丈夫!(だから保険に加入しない・・・)」から「自分にも事故の可能性があるんだ(だから保険には加入しておこう)」へと、安全に対する意識を改めて考え直すきっかけになりえます。そう一人一人が「安全面への意識」意識を見直し、持ち続けることは、無知や不注意による事故を防ぐ根本的な安全対策の一つです。そのメリットは掛け金以上の価値があると思います。
理由が無く、単に手続きがめんどうとか思うのは「知識はあっても行動がともなっていない」「道具を持っていても出すのがめんどうで使わない」のと同じと言えるのではないでしょうか?そういった考えや性格のままでは、いつか山の上、自然の中で「運」ではなく「必然的」な事故につながると思います。大袈裟かもしれないけれど、安全への意識を見直すきっかけとして保険を考えてみてはいかがでしょうか?
もちろん、保険をかけたからといって安心し、他の安全対策を怠るのは論外。”不慮の事態”に陥らないよう、保険のお世話にならないように安全対策を万全にするのが第一です。
安心を買うのではなく、安全な行動・意識を買うという考え方はいかがでしょうか?あくまでも不幸を和らげるものであって、保険で不幸が幸せになるようなことはまずありえないと思うのです。
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